| 施所： | 滋賀県 |
| 用途： | 保育園 |
| 建物規模： | S / 地上1 |
| 延床面積： | 601㎡ |
| 竣工： | 2011年 |
ＪＣＤ賞 デザイン賞銀賞 ＋ 審査員特別賞 第５回キッズデザイン賞 協議会会長賞 グッドデザイン賞
平屋建ての大屋根の下に、透明感のある連続性の高い空間をつくり、 その中に、木の壁で囲まれた小さな家のような空間（「空の家」）を配置しています。 「空の家」は形状と大きさ、色彩がそれぞれ異なり、 園児にとって“自分達の”小さな家と感じられる空間です。 適度に設けられた開口により、園児は囲われたと意識し、 保育士からは視線が通るように考えられています。 また天井の高い内部空間は、大屋根を突き抜けて空へと伸び、 時間や季節による光の変化を感じられます。 外部にもその形状が現れ、独特のシルエットが 標準化した地方の風景に個性を与えるよう計画しました。
photo : 車田保
